※本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。
ポケモンカードゲームを始めたばかりのころ、手札に「グッズ」「サポート」「スタジアム」と書かれたカードが並んでいて、どれを何枚使っていいのか迷ったことはありませんか。どれも「トレーナーズ」と呼ばれる同じ仲間のカードですが、使える枚数や、使ったあとにカードがどこへ行くのかがそれぞれ違います。
この記事では、ポケモンカードゲーム公式ホームページの「あそびかた」と、公式の「上級プレイヤー用ルールガイド Ver.3.4」(2025年8月1日版)をもとに、トレーナーズ4種類の違いを整理しました。先攻の最初の番にサポートが使えない決まりや、スタジアムが入れ替わるときの処理、ポケモンのどうぐの付け方まで、対戦中に迷いやすいところを順番に確かめていきます。
トレーナーズは「グッズ」「ポケモンのどうぐ」「サポート」「スタジアム」の4種類
まずは、トレーナーズ全体の分け方から見ていきましょう。種類によって、1回の自分の番に使える枚数と、使ったあとのカードの置き場所が違います。
公式ルールガイドでの分け方と、カードの上の表記での見分け方
上級プレイヤー用ルールガイドでは、トレーナーズは「プレイヤーやポケモンの行動を助けるために使うカード」と説明されていました。大きく分けて「グッズ」「ポケモンのどうぐ」「サポート」「スタジアム」の4種類があり、カードによって使い方や効果が違うとされています。この記事で紹介する使い方の手順も、このルールガイドの「B トレーナーズ」の章に書かれている内容です。ルールガイドは公式ホームページからPDFで読むことができます。
4種類の違いを、公式の説明をもとに表にまとめました。
| 種類 | 1回の自分の番に使える枚数 | 使ったあと |
|---|---|---|
| グッズ | 何枚でも | トラッシュする |
| ポケモンのどうぐ | 何枚でも(ポケモン1匹につき1枚まで) | ポケモンにつけたままにする |
| サポート | 1枚だけ(先攻の最初の番は使えない) | トラッシュする |
| スタジアム | 1枚だけ | 場に出したままにする |
この表を見ると、「何枚使えるか」と「使ったあとにどこへ行くか」の2つで分かれていることが分かります。グッズとサポートは使い終わるとトラッシュしますが、ポケモンのどうぐとスタジアムは場に残って、効果をはたらかせ続けるカードです。
どの種類のカードかは、カードに書かれている表記で見分けられます。スニーカーダンクのトレーナーカードの見方の解説では、サポートのカードには「サポート」、グッズには「グッズ」、スタジアムには「スタジアム」と書かれていて、そのカードの種類を表していると説明されていました。あわせて「トレーナーズ」という表記もあり、効果で「トレーナーズを選ぶ」ときはここを見るそうです。
同じ解説では、絵柄の傾向も紹介されています。サポートにはキャラクター、グッズにはモンスターボールなどのアイテム、ポケモンのどうぐにはポケモンが装備できるアイテム、スタジアムにはフィールドや場所が描かれているとのことでした。絵柄で大まかに見当をつけて、最後は表記で確かめると間違えにくいでしょう。
ひとつ気をつけたいのが、古いカードの表記です。ルールガイドには、ソード&シールドシリーズ以前のカードには、上の部分に「グッズ」と書かれている「ポケモンのどうぐ」があると書かれていました。これらもポケモンのどうぐとして使いますが、「グッズ」としては扱わないとされています。エクストラなど古いカードも使えるレギュレーションで遊ぶときは、覚えておくと迷いません。
グッズは何枚でも、サポートは1回の番に1枚だけ
いちばん迷いやすいのが、グッズとサポートの違いです。どちらも使ったらトラッシュするカードですが、使える枚数がまったく違います。
グッズの使い方と、サポートは1回の番に1枚だけの決まり
ルールガイドでは、グッズは自分の番に何枚でも使うことができるトレーナーズで、使い終わったらトラッシュすると説明されていました。使う手順は4つに分けて書かれています。
1つ目は、グッズの説明文に使うための条件があれば、それに従うことです。従えない場合、そのグッズは使えません。2つ目に、手札から出して相手に見えるようにし、3つ目に説明文に書かれている順にすべて行います。最後に、使い終わったグッズをトラッシュする、という流れでした。
1つ目の手順には、もうひとつ大事な決まりがあります。最後まで行っても状況が何も変わらないと分かっている場合も、そのグッズは使えないとされているのです。たとえば手札を増やしたいだけで、効果が何も起きないカードを出して捨てる、ということはできません。グッズを「トラッシュに送るためだけ」に使うことはできない、と覚えておきましょう。
サポートは、自分の番に1枚だけしか使うことができないトレーナーズです。使う手順はグッズとほぼ同じで、条件に従い、相手に見せ、説明文に従ってから、トラッシュします。こちらも、状況の変化が何も起きないと分かっている場合は使えないと書かれていました。
スニーカーダンクの解説でも、キャラクターが描かれたサポートは自分の番に1枚しか使えず、グッズはサポートと違って何枚でも使えると説明されています。手札を大きく入れ替えたり、山札からたくさん引いたりする強い効果のカードがサポートに多いのは、この1枚の制限があるからでしょう。
公式の「あそびかた」のよくある質問には、手札が「博士の研究」だけのときでも「博士の研究」は使えるか、という質問も載っていました。答えは「はい、使えます」です。手札をすべてトラッシュして山札を引くサポートは、捨てる手札がなくても引く効果があるので、状況が変わるカードとして使えるわけですね。
サポートの「1枚だけ」は、1回の自分の番ごとの決まりです。オリパガイドの解説でも、前の番に使わなかったからといって、次の番に通常のサポートを2枚使えるわけではないと注意されていました。毎回、その番にもうサポートを使ったかどうかを確かめる必要があります。同じ解説では、後攻の最初の番も、サポートを使える通常の上限は合計1枚と整理されていました。先攻か後攻か、何回目の番かに関係なく、1回の番に使えるサポートは1枚までということです。
対戦中に迷ったときは、使ったサポートをトラッシュの一番上に置いておくと、この番に使ったかどうかが分かりやすくなるでしょう。友だちと練習するときは「サポートを使います」と声に出して伝えると、相手にも分かりやすくなります。
先攻の最初の番にサポートは使えない
サポートには、使える番にも決まりがあります。対戦を始めたばかりの人が間違えやすいところなので、公式の説明を確かめておきましょう。
先攻の最初の番はサポート不可、「最初の番」は自分にとっての1回目
公式ホームページの「あそびかた」では、サポートの説明に「先攻の最初の番には使うことができません」と書かれていました。よくある質問でも、トレーナーズは自分の番なら好きなタイミングで使えるが、先攻の最初の番にサポートを使うことはできない、と答えられています。
あわせて、先攻プレイヤーの最初の番はワザも使えないと説明されていました。先攻は最初に動けるかわりに、ワザとサポートが使えないという制限があるわけです。Xでも「デッキによるけどむしろ後攻取った方が有利な時もある(先攻は技とサポート使えないので)」という投稿が見られました。
一方で、グッズは先攻の最初の番でも使えます。よくある質問には、先攻の最初の番に特性が使えるかという質問もあり、答えは「はい、使えます」でした。先攻の最初の番は、グッズと特性、エネルギーをつけることやベンチにポケモンを出すことで準備を整える番だと考えるとよいでしょう。
オリパガイドの解説では、「先攻は使えない」というのは対戦中ずっと禁止という意味ではなく、自分にとって最初の番かどうかを確かめることだと説明されていました。後攻の最初の番は、条件を満たせばサポートを1枚使えます。先攻のプレイヤーも、自分の2回目の番からはサポートを使えるようになります。
同じ解説では、「ゼイユ」のように、先攻の最初の番でも使えると書かれたサポートは例外だと紹介されていました。ルールより、カードに書かれていることが優先されるのです。ただし、先攻の最初の番に使えるサポートでも、その番に使えるのは1枚だけなので、ほかのサポートを続けて使うことはできません。
もう一つ、上級プレイヤー用ルールガイド(Ver.3.4)には、先攻・後攻に関係なく、おたがい自分の最初の番にはポケモンを進化させられないと書かれています。場に出したばかりの【たね】ポケモンや、進化したばかりのポケモンも、その番には進化できません。
ワザを使うタイミングにも注意が必要です。公式のよくある質問では、ワザを使ったあとにトレーナーズは使えないと答えられていました。ワザを使うと自分の番が終わるので、グッズやサポートはワザの前に使っておきましょう。
スタジアムとポケモンのどうぐは「場に残る」カード
グッズとサポートが使い切りなのに対して、スタジアムとポケモンのどうぐは、出したあとも場に残って効果がはたらき続けます。残り方の決まりを見ていきましょう。
スタジアムの入れ替わりと、ポケモンのどうぐのつけ方
ルールガイドでは、スタジアムは場に出すことで、おたがいのプレイヤーやポケモンに効果を与え続けるトレーナーズと説明されていました。自分の番に1枚だけ手札から場に出せて、出したスタジアムは場に置いたままにします。
どちらかのプレイヤーが別の名前のスタジアムを場に出したときは、それまで出ていたスタジアムをトラッシュして入れ替えます。公式の「あそびかた」では、前に出ていたスタジアムは持ち主のトラッシュに置くと書かれていました。相手のスタジアムを自分のスタジアムで入れ替えたときは、相手のトラッシュに置くということですね。また、すでに出ているスタジアムと同じ名前のスタジアムは出せません。
スタジアムの効果は2種類に分けられています。「~してよい。」と書かれているものは、おたがいのプレイヤーが自分の番に、使うことを宣言して使えます。ルールガイドの例では、スタジアム「ミステリーガーデン」が、おたがいのプレイヤーは自分の番ごとに1回、手札からエネルギーを1枚トラッシュすれば、手札の枚数が場のポケモンの数と同じになるように山札を引いてよい、という効果として紹介されていました。
もう1つは、「~してよい。」と書かれていない、自動的にはたらき続けるものです。例として挙がっていたスタジアム「ロケット団の監視塔」は、おたがいの場のポケモン全員の特性がすべてなくなる効果でした。こうした効果は、プレイヤーの意思でなくすことはできないとされています。Xでは、このようなスタジアムは相手に貼り替えられなければ効果があるものだ、という投稿もあり、スタジアムの入れ替えが対戦の駆け引きになっていることがうかがえます。
ポケモンのどうぐは、自分の番に何枚でも使えるトレーナーズです。ただし、自分の場のポケモン1匹につけられるのは1枚だけです。つけている間は、説明文に書かれている効果が自動的にはたらき続けます。
ルールガイドによると、特別な指示がないかぎり、ポケモンのどうぐはそのポケモンがきぜつするまでつけたままにし、きぜつしたときに一緒にトラッシュします。進化した場合や、にげるなどでベンチに戻った場合もつけたままです。例として、ポケモンのどうぐ「ふうせん」は、つけているポケモンのにげるためのエネルギーが2個ぶん少なくなる効果として紹介されていました。
また、ポケモンのどうぐはプレイヤーの意思で自由にはがすことができず、手札にある別のポケモンのどうぐとつけ替えることもできません。公式の「あそびかた」にも、すでにポケモンのどうぐがついているポケモンにもう1枚つけたり、つけ替えたりすることはできないと書かれていました。どのポケモンにつけるかは、よく考えてから決めたいところです。
デッキに入れるときの枚数の決まり
最後に、トレーナーズをデッキに入れるときの決まりも確認しておきます。使い方とあわせて知っておくと、デッキを組むときにも迷いません。
同じ名前は4枚まで(基本エネルギーを除く)、ACE SPECは1枚だけ
公式の「あそびかた」のよくある質問では、1つのデッキに同じ名前のカードは4枚まで入れられると答えられていました。これはトレーナーズにも当てはまります。スニーカーダンクの解説でも、サポート、グッズ、スタジアムのそれぞれで、同じ名前のカードは4枚まで入れられると説明されていました。
同じ解説では、「博士の研究」のように、同じカード名でもキャラクター名が違うカードがあることも紹介されています。キャラクター名はカード名とは関係ないので、キャラクターが違っても、同じ名前のカードとして合わせて4枚までになります。
ただし、エネルギーは扱いが別です。同じルールガイドによると、基本エネルギーは「同じ名前のカードは4枚まで」のルールに関係なく、デッキに何枚でも入れられます。一方で、特別な効果を持つ特殊エネルギーには、4枚までのルールがそのまま当てはまると書かれていました。
公式の「デッキをつくる!」のページでは、トレーナーズを30枚を目安に入れようとすすめられていました。60枚のデッキの半分くらいがトレーナーズになる計算です。山札から手札を増やせるカードとして「リーリエの決心」、山札からポケモンを持ってこられるカードとして「ハイパーボール」が例に挙がっていました。
トレーナーズの中には、「ACE SPEC(エーススペック)」と呼ばれる特別なカードもあります。公式ホームページの2019年のエクストラレギュレーションの紹介では、ブラック・ホワイトシリーズに登場したACE SPECのトレーナーズは、デッキに1枚しか入れられないカードだと説明されていました。
同じページでは、たとえば「マスターボール」をデッキに1枚入れた場合、「パソコン通信」を入れることはできない、と例が挙げられています。つまり、同じ名前のカードが1枚までなのではなく、ACE SPECのカード全部を合わせて1枚までということです。強力な効果を持つカードが多いので、デッキに合う1枚を選ぶことになります。なお、このページはエクストラレギュレーションの紹介なので、ほかのレギュレーションで遊ぶときは、その時点の公式の情報も確かめておくと安心です。
まとめ
ポケカのトレーナーズは、グッズ、ポケモンのどうぐ、サポート、スタジアムの4種類です。グッズとポケモンのどうぐは自分の番に何枚でも使え、サポートとスタジアムは1回の番に1枚だけでした。
グッズとサポートは使ったらトラッシュし、スタジアムとポケモンのどうぐは場に残ります。スタジアムは別の名前のスタジアムが出たら入れ替わり、ポケモンのどうぐは1匹に1枚まで、きぜつするまでつけたままです。
サポートは先攻の最初の番には使えませんが、後攻の最初の番や、先攻の2回目以降の番には使えます。迷ったときは、カードの上の表記で種類を確かめ、公式の「あそびかた」やルールガイドを見直してみてください。